酒は飲んでものまれるな。/日本酒とDJの類似点。

先週土曜日は、「珈琲舎 雅」さんと「橘内酒店」さん共催の「酒器と日本酒を楽しむ会」が行われましたー。
BarnSあっこちゃん、お誘い本当にありがとーーう!いやぁ、行ってよかったぁ。
お酒の中で、日本酒は好きな部類なんですけど、正直、「大吟醸純米大吟醸の違いって?」と、根本からあやふやな部分が多かったんです。別に薀蓄を語りたいわけじゃあないけれど、ひとしずくひとしずく精魂込めて作ってくださる杜氏の方の気持ちを思うと、もっと知識を得て、その飲み心地、味わいを存分に楽しみたいと思っていました。
でも、なかなかそういう機会ってないし、本に書いてあることを読んでも、実際に飲みながらじゃないと、ピンとこないんですよね(←言い訳・笑)。
で、今回の「日本酒を楽しむ会」。なんと、13種類の地酒をお猪口(各自マイお猪口を持参!)で味わいながら、橘内さんによる説明を聞いて、楽しもうというものでした。
だんだん酔いがまわりはじめつつも、興味あるお話ばかりで、13種類のお酒、すべてわくわくしながら味わいましたー!!味の記憶も結構ばっちり覚えてるかもー。
香り、のど越し、口中に残る後味などなど、それぞれ本当にバラエティ豊かで、次のお酒との対比も愉しく、まるで旅するように日本酒を味わえたひととき。いろんな発見もあり、本当に有意義な会でした。酒の肴の海苔の佃煮(のりおさん、のりこさん)やカラスミ酒盗なども本当に美味しかったです。
それと驚いたのが、あんなにたくさん日本酒を飲んだのに、まったく二日酔いしなかったこと!体調もあるかと思いますが、やはり、ちゃんと合間合間にお水を飲んでいたのが影響しているのかと。
このお水のことを、「和らぎ水」と言うのだそうです。
普段でも日本酒の時はお水を飲むようにしているけど、こうして飲み比べると、やはりその存在の大切さを実感!酔いも緩やかなので体にも優しいし、口中がさっぱりするのでそれぞれのお酒の味をクリアに楽しめました。
日本酒だと悪酔いしちゃうーという方は、ぜひお水を傍らに置いて、ゆっくりお酒を楽しみましょうー。
今回、橘内さんからそれぞれの蔵のお話を聞きながら、改めて「お酒は急いで飲まず、じっくり味わって大切に飲みたいな」と思いました。小さな蔵元で手仕事で作られているお酒は特に。
よく、「酔うために」がばがば量を飲む人もいるけれど、私はもうそういう歳でもないので(苦笑)、ゆっくり、おいしくお酒をいただこうかなと思います…ってできるかな(笑)。
「酒は飲んでものまれるな」…うちの社にも何度もそう言われている方がいるのでね…(でも治んない!笑)。
お酒は愉しく。度が行き過ぎて本性をなくしてしまわないよう、自制の気持ちも込めて。

その会の帰り道、家とは逆方向、AS SOON ASへあっこちゃんと一緒に寄り道ー。
アンデパンダン」久しぶりで愉しかったなー。今回は歌モノだったので特に!踊りたかったけど、酔っていたし、フロアはロッキンな面々が激しかったので、自粛ー。
ASでDJの方々のプレイを眺めていたら、なんとなーく、さっきまでの日本酒のリストを思い出しました。
なんていうのかなー。うまく言えないけど、橘内さんのさっきの日本酒のテイスティングリストとDJのセットリストには、なにか共通する流れみたいなものがあるような気がしたんですよねー。「この酒(曲)の次はこれでしょう」というつながりとか、「この酒(曲)の生まれた背景」とか、「この酒(曲)をみんなに知ってほしい」という気持ちとか、「ここが今回のハイライト!」とか、「最後はこれで〆!」というフィニッシュの美しさだとか…。(家に帰って、ASでいただいたショーゴさんと大ちゃんのセレクトCDを聴いていてもそれは実感。今回のCD、どちらも本当に素敵です!ありがとうございます。大切にします!)
なんだか、そんなことを酔いながらふわふわ感じた不思議な夜でした。

今日の一曲。

ショーゴさんのセレクトCDに入っていたマチュー・ボガートで思い出して、動画を見つけました。この曲、すごく好きなんだけど、このPVはヒドいわぁ…(笑)。