3度目の市長直通便。

福島市のHPには、「市長直通便」というご意見ページがあって、以前2度ほど市長にメールを送ったことがあります。
1度目は信夫山の烏ヶ崎のデッキ新設工事についての意見、
2度目は祓川のヘドロについての意見(あぁ…あの頃はこんなくだらないことを意見メールするほど平和だったのだなぁ)。
2度ともきちんとお返事が郵送で届き、祓川のヘドロについては後日ちゃんと清掃されてキレイになったので、「あら、市長もなかなかやるべした」とか思っていたのでした。
そして今回、3度目のメールを送ってみました。
市長に声が届くといいんだけど……ていうか届いてくれ、頼む!

(以下、市長へ送ったメールを抜粋)

瀬戸市長様

今回は、学校など教育現場における校庭の表土除去についてのお願いでメールさせていただきました。
郡山市ではすでに行われていることは周知のことと思います。
http://www.city.koriyama.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=23278
上記、郡山市のウェブサイトでの報告のように、確実にその効果は表れていますし、この報告を見て、郡山市の親御さんたちは少しでも安心されたことでしょう。
しかし、福島市はどうでしょう。
いまだなんら改善されておらず、子供を抱える家族も不安な気持ちで子供らを学校へ送り出す毎日です。こんな悲しいことってあるでしょうか。戦時中でもないのに、見えない爆弾におびえながら学校へ行かせるような気持ちです。これが戦争のない今の平和な日本の姿でしょうか。
県も政府も、リスクアドバイザーもみんな「大丈夫です」「ただちに影響の出る数値ではありません」と言いますが、市長、本当にそう思われますか?
ご自分のお子さんやお孫さんが、学校の校庭にたくさん含まれている放射能物質を吸い込んでも、「大丈夫」と言えるのでしょうか?

姪は小学5年生。驚くようなスピードで背が伸びていて、健やかな成長を感じる日々です。でも…成長が著しいということは、それだけ子供への放射能の影響は大きいということですよね。それを思うと、本当は嬉しいはずの彼女の成長を、複雑な想いで見ています。

子供はまさしく社会の宝です。子供が健やかに育って、そして大人になって福島を背負う…それこそ福島の大切な未来です。
その大切な未来を、大人の経済的な都合や、権力的な都合で、みすみす奪ってはいけないと思います。

時間は刻一刻と迫っています。梅雨時期になれば、いま表土にある放射能はさらに奥へと浸透し、ますます除去しづらい状況となってしまうでしょう…。
その前に、なんとしても事態を改善しなくてはいけないのは、冷静に考えれば当たり前のことだと思います。

早く、一刻も早く、子供たちが少しでも笑顔で学校に通えるよう、ご英断を期待しております。
何卒、よろしくお願い申し上げます。


今日の中部大・武田先生の書いていることは、まったくその通りで…。
http://takedanet.com/2011/05/1105122_9694.html
(特に武田先生を妄信しているわけじゃないけど、自分の思考のバランスを保つために毎日チェックはしています)

正直、放射能数値の高い福島市郡山市に住んでいる私たちは、まるで人体実験をさせられているような気持ちです。
でも怒りの声を上げる人も少ない。なんでなんだろう。
諦めに近い気持ちなのか、ただののんびり屋なのか…。
でも、それでもここで暮らしている以上は、見て見ぬふりはせずに、
何らかの声を上げなくてはいけないと思うのです。
それは子供たちを守る大人の責任でもあるから。

デモに参加するのもいい。
ツイッターでRTするのもいい。
新聞のご意見ページに投稿するのもいい。
市長にメールするのもいい。
東電や行政に電話をするのもいい。

手段はいろいろあるはず。
大きなことをしなくても、自分にできることをすればいいと思うんです。

今の私たちの意見や行動は、
これから10年、30年先の福島のための大切な一歩となるんじゃないかと思います。

……あぁ。柄にも無く今日はまじめな日記になってしまったわ…。

苦悩もいっぱいだけど、
それと同じ分だけ、いやそれ以上に希望もいっぱいあるんだーーー!
とりあえず5月中旬には震災後初の東京行きも決定したので、今はそれが一番の私の希望の光!
早朝に東京駅に着いたら、築地に行って寿司か海鮮丼食べるんだ!(笑)
ちょっと調べてみたら興味のある海鮮丼のうまい店を発見…。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1313/A131301/13024887/
うなぎ屋なのに海鮮丼が人気らしい。しかも店主が金髪でオネェ系の話し口調とかって(笑)。

…というわけで、頭の中に光と影が入り混じって混沌としている福島っ子なのでした。