山で聴くならこんな曲

 なんだかもう、週末「山に行く」ことが日々の活力になりつつある今日この頃。以前は「なんで辛い思いしてまで山に登りたがるんだろう」と本気で疑問に思っていたのになぁ。私の中の「山スイッチ」が起動しちゃった模様。
でもきっと、日本人の多くにはこの「山スイッチ」あるような気がする。実際、信夫山のような小さな山でも、普段行かない人を連れていくと、下山時には前と違う目の輝きを放つことがあったし…。うーむ。日本人のDNAには古来からの山岳信仰がうっすらと存在しているのかも知れん。山に登って、見晴らしのいい岩に登って、あたりを見下ろし、頭上の太陽をより身近に感じると、不思議な気持ちになるんですよねぇ。えぇ。
…というわけで、ここ最近登った山のコースを「ヤマレコ」というサイトにまとめることにした。
ので、山に興味のある方はこちらもどうぞ。

ああ、それにしても。
最近では山に登っていると、「自然の音こそ、最高のBGM!」とか、またベタなことを言い出す始末。でも、不思議とたしかに、音楽を聞きながら山に登ろう、って気にはならない。というか、それ以前の問題で、熊の息づかいや足音とか、雷とか、岩場が崩れる音とかで危険を察知するのはもちろんだけど、葉っぱが落ちる音、沢のせせらぎ、肌をかすめる風の音、頭上から聞こえる雲の音など、小さな音から得る情報ひとつとっても、山歩きには大切な情報源になるわけです。
これって、目に頼りっぱなしの日常では忘れがちな耳の使い方だよなーとか思うのです。
…とかなんとか言っちゃってますが、そうは言っても「山で聴くならこんな曲」とか妄想したくなるのが、音楽好きの悲しいサガ。
そんなわけで、私の「山で聴くならこんな曲」はこれです。
Georgy Girl/The Seekers

想像しただけで、気持ち良さそうー。はふぅ。