ムクドリの大群

私の職場がある福島駅前周辺は、ここ数ヶ月、ムクドリの巣窟となっております。
今日の画像はその群れを撮影いたしました。
いや、ホントにすごいことになってるのよ!
夕暮れ時ともなると、散っていたムクドリの大群が一斉に駅前に集合。まるで、夏祭りもしくは成人式の夜に街中に集まる暴走族のようです。
何千羽、何万羽という無数のムクドリが集まると、「パタパタ」という羽音はエンジン音のような轟音と化し、「ピーピー」というかわいらしいさえずりも「ビャービャー」という耳を突く騒音へと変貌します。
うるさい、こわい、かわいくない。

でね、これが福島の美しい夕暮れ空を大群で飛ぶんです。
頭上を見上げると、そこには夕暮れ空を覆い隠す勢いのムクドリの大群。
そんな彼らからのプレゼントは、糞という名の落とし物。
それがいつ、どのタイミングで自分の頭上に落ちてくるのか分からない、このスリリングな夕暮れ。

そんな日々を福島市民は送っているのです。