芋煮会

なんだって休日なのに、こんな朝から日記などを書いているのかというと、
今日は10時から芋煮会があるから、仕方なしに早起きをしたから、なのです。

芋煮会」とは、
河原などでかまどを作って火を焚き、そこで「芋煮」(豚汁のような感じ)を大鍋で作り、みんなでわいわい食べる、という、主に山形・福島・宮城で秋に行われている行事?です。
(注:芋煮の内容は地域によって差があります。私の地元福島では、味噌味で里芋・豚肉を入れたまさに豚汁のようなものを作りますが、山形では豚肉ではなく牛肉を入れた醤油味の芋煮を作ります。どちらも美味)

9月末から11月初旬にかけて、ここ福島でも多くの方が芋煮会をします。
毎週土日ともなると、あちらこちらの河原でたくさんのグループが煙を上げており、その様子を見かけると、「ああ、もう秋だなあ」と思わせるものです。(芋煮の習慣がない地域から福島に来た人は「一体なにをしてるんだ?」とこの異様な風景に驚くそう...)

さて、今日の芋煮会は、うちの家族・親戚が数名で集まって行う、毎年恒例のもの。
うちの家族は、なにかというと集まって、そして庭先でなにか煮焚きをするのが好きな一家であります。
春は、「お花見」と称した「春バージョンの芋煮会」。
夏は、庭先で「流しそうめん」「ジンギスカン」。
秋は、河原で「芋煮会」。
すべて、本格的な道具も揃えてあります。皆、本気です。怖いです。

でも、なんだかんだ言って、私もこの一家の血が流れているわけで。
催し大好き〜、芋煮大好き〜、と血が騒ぐのであります。
そんなわけで、これから芋煮会の準備に行ってまいります。